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Vol.257 アブサントの味⑦ “DEVA ABSENTA” [韓国と関係ない話]

 スペインでは、スイスやフランスその他とは違って、アブサント酒が製造禁止にはならず、今までずっと作られてきた、という話を聞いたことがある。

 それは、スペインという国が、第二次世界大戦中、枢軸側に参加せず、最後まで中立だったことを思い出させた。

 スペインって、日本ではノーテンキな南欧の国として有名だけど、歴史的にみれば、一般的に考えるよりもはるかに複雑で、それゆえ独立独歩の風土も、強いのかもしれない。

 さて、数あるスパニッシュ・アブサント酒の中でも、この“DEVA ABSENTA”は日本でも、割とポピュラーなもののひとつらしい。

 一応、日本に輸入された形跡はないんだけど、地元では普通に売られているもののようだ(つまりそんなに高級なモノではない)。

 味は、ごくフツー、奇をてらったところが一切なく、日本でも簡単に手に入るぺルノー・アブサントを、あっさり、すっきりさせた感じの味わいで、色合いもそっくりだ。

 しかし、ぺルノーよりも甘さが加減されている分だけ、日本人向けの味かもしれない。

 ニガヨモギ成分が多い味わいとは、とても思えず、それゆえ、日本に輸入してもいいんじゃない?と思ったりするんだけど、やっぱり問題があるのだろうか?

 フランスやスイスのものより値段も割安だろうし…
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
-さるすべり流“DEVA ABSENTA”の飲み方-
 味がやさしいので、ストレートでもOK。
 なお、上位の酒としてALC70%のものも存在する。
 水で割ると白濁し、ミント風味が強くなる。
 酒1:水1でも、そこそこOK、ロックでもまあまあ、いける。
 きわめてカジュアルな印象のアブサント酒だ。

アブサントディーバ.jpg




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