SSブログ

Vol.305 アブサントの味/『La voie Absinthe』 [韓国と関係ない話]

 フランスのお酒と言えば、ワインやブランデーが真っ先にイメージとして浮かぶ。
 でも、たくさんリキュールも生産している。

 フランスのリキュールは、洗練されているようで、ストレートに泥臭かったりして、美味しいのか不味いのか、よくわからない事が多いように思うのだけど、これもまた、文化の差異なんだろう。

 一昔前、アブサントといえば、日本では、フランス製が代表的な銘柄だった。
 実際、日本に正規輸入されているものも、ほとんどがフランスのブランドだ。
 味はさすがに万人向けで、独特の洗練さはあるが、ちょっとおとなしいというか、力強さに欠けるので、物足りないこともある。

 田舎で作っている自家製アブサントには、大変美味なものがあるらしいが、日本ではコネがない限り、入手しようがないので、想像するしかない(韓国の地焼酎みたいなもんです)。

 この『La voie Absinthe』もまた、フレンチ系アブサントの定番らしい味わいだ。
 色はオレンジというか、明るい枯葉色なのが特徴的で、やや水っぽい感じもある。

 香りは、ぺルノーアブサントをちょっと上品にした感じで、味は、まろやかだが、アニスの香りとミントの風味が少し強いかもしれない。

 アブサント成分独特の苦みは弱く、後味が「スー」と舌の奥に残る感じだ。
 アルコール度数は40度と表記されているが、まろやかなので、もっと薄い印象を受ける。

 水で薄めると白濁するが、この手のお酒と異なるのは、あまり味が落ちないことだろう。
 でも、元々、上品で優しい味なので、とりあえずは、常温ストレートで味わう事をお勧めしたい一品だ。

 (さるすべり式飲み方)

 『La voie Absinthe』1に対して、キリンヌューダのグレープフルーツを2から3ぐらい。
 無糖、グレープフルーツ風味の炭酸水を使うのがミソ。
 レモンやライム系よりも、お酒の風味が引き立つ。
 氷は入れない方がいい。

道.jpg






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。