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Vol.400 アブサントの味 “Absinthe Deva 70” [韓国と関係ない話]

 初めてスペインの“Deva Absinthe”や“Absinthe Serpis 65”を飲んだ時、その謙虚な美味しさに感動した私は、「実はスペイン製が一番美味しいのでは?」と、勝手に思い込んでいた。

 スペイン製アブサントは基本的に日本へ輸入されていないので、口にする機会が少なく、飲み比べも難しいという事情もあるが、定番のフランス、スイス、チェコのアブサントと明らかに異なる個性を持ったスペイン製アブサントには、いつも期待させられる。

 そういう訳で胸をときめかせつつ、取り寄せた“Absinthe Deva 70”の封を切ったわけなのだが、一口目(お酒はこれが重要です)の印象は「…?あんまり美味しくない~」であった。

 いやいや、決して不味くはないのだが、他の製品に比べると某ハーブ臭(スペインだからキャラウェイ?)がかなり感じられ、巷で売られている安いアニス酒みたいで、ちょっとガッカリ。

 でも、日本で南仏料理が「おっしゃれ~」と持て囃された時代、フランス製安物アニス酒にハマった人には悪くないかも?
(味)
 アブサント独特の香りが濃厚で、上品な淡いグリーン、見た目は美しい。
 後味は濃く、砂糖のような甘さもあるが、粘ついた感じはない。
 アルコール度数が高いので、風味にキツイ部分があり、こなれた味とは言い難い(若いモルト・ウィスキーに似ている)。

 この手のお酒を飲み慣れた人はストレートでいけるが、ミネラルウォーターと交互に飲んだほうがいい。
 水割りは配分が難しく、薄めすぎると安っぽいアニス酒風になってしまうし、濃すぎると、どうも飲みにくい。
 ちょっと、じゃじゃ馬かも…

AB70.jpg

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