Vol.416 アブサントの味 『Absinthe Hamlet Hardcore Green』 [韓国と関係ない話]
趣味の悪いドクロのボトル、ギラギラした怪しい緑色の液体、これみよがしなラベル。
今回紹介するオーストリアの“Absinthe Hamlet Hardcore Green”は、現在におけるアブサントを巡るマーケティングを一つの形に集約したような製品だ。
アブサントが解禁された途端、色々な国で多くの製品が作られ販売が始まったが、一パターンとして存在するのが「アブサント=キワモノ」という路線である。
過度なアルコール度数に、奇天烈な製品名、そして異常な色合いと、「危なさ」で売っているのが特徴だ。
だが、結局そういうパターンはすぐに飽きられるし、大体この手のキワモノ路線はお酒として大したことがない、というのが私の印象である。
“Absinthe Hamlet Hardcore Green”もその法則から残念ながら外れていない。
この製品は緑バージョンの他に、黒、赤、青のボトル(お酒の色が異なる)があるから、バーカウンターにおけるアクセサリとしての見栄えを考慮して開発された製品かもしれない。
味の方も色によって違うはずなので、興味ある方は集めて見るのも悪くないが、そこまでやる気も起きない、というのが正直な感想である。
今回紹介するオーストリアの“Absinthe Hamlet Hardcore Green”は、現在におけるアブサントを巡るマーケティングを一つの形に集約したような製品だ。
アブサントが解禁された途端、色々な国で多くの製品が作られ販売が始まったが、一パターンとして存在するのが「アブサント=キワモノ」という路線である。
過度なアルコール度数に、奇天烈な製品名、そして異常な色合いと、「危なさ」で売っているのが特徴だ。
だが、結局そういうパターンはすぐに飽きられるし、大体この手のキワモノ路線はお酒として大したことがない、というのが私の印象である。
“Absinthe Hamlet Hardcore Green”もその法則から残念ながら外れていない。
この製品は緑バージョンの他に、黒、赤、青のボトル(お酒の色が異なる)があるから、バーカウンターにおけるアクセサリとしての見栄えを考慮して開発された製品かもしれない。
味の方も色によって違うはずなので、興味ある方は集めて見るのも悪くないが、そこまでやる気も起きない、というのが正直な感想である。
(味)
香りはよくあるアブサントだが、少しニッキ臭い。
口に含むとどことなく浅田飴のよう、ピリピリして尖った味だ。
フィニッシュの伸びはなく、ガムを噛みすぎた時のような変な苦味が残る。
「度数80%」と表記してありますが軽い口当たりです。
ストレートでも飲めるが、味のバランスが悪いので常温二倍弱程度に薄めた方が率直に楽しめそう。
苦味は増すがそれほど不味くはない。
ちなみに加水すると少し白濁する。
ロックで飲んでもいいかもしれない。瓶のデザインはコケおどし…
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