Vol.509 2014年☆韓国映画BEST☆part4 [韓国映画]
【印象に残った作品たち(1)】
『집으로 가는 길』
(日本公開時題名『マルティニークからの祈り』)
出典:NAVER영화
納得出来ないところもありますが、ツボを押さえた感動の力作。前評判の割には韓国内でヒットしなかったのは、今の時代を考えると仕方ないかも。
『수상한 그녀』
(日本公開時題名『怪しい彼女』)
出典:NAVER영화
ベタな韓国式コメディを逆手にとった爆笑の感動作。この作品を観て、「韓国映画はベタで古い!」と馬鹿にすることは簡単ですが、【そんなら同じことやって、超えてみろや!】と言いたいですね。
『한공주』
(日本公開時題名『17歳の涙 ハン・ゴンジュ』)
出典:NAVER영화
かつて日本で蔓延しかかった【韓国=夢の国】という【お花畑系】と真逆の内容ですが、韓国映画の良き伝統を引き継ぎ、インディーズの機動性を活かせた問題作。『아버지의 이메일』
(日本語意訳題名『父が残したEメール』)
出典:NAVER영화
日本の『エンディング・ノート』にも繋がる、驚きのエンタティメント・ドキュメンタリー。優れた韓国現代史になっているところも見所です。
『역린』
(日本公開時題名『王の涙 イ・サンの決断』)
出典:NAVER영화
これまたベタ系の韓国時代劇に見えるかもしれませんが、大胆な解釈の脚本は韓国映画におけるエポックだったのでは??こういう歴史の翻案は「歴史の捏造、粉飾」とは言わないでしょう。
『피부색깔=꿀색』
(日本公開時題名『はちみつ色のユン』)
(※)厳密には韓国映画ではありませんが、選んでみました。
出典:NAVER영화
特異な境遇にあった当事者だからこそ描けた、自伝ドキュメンタリー・アニメーション。自己のオリジナルを韓国に求めた結果は?という視点で見ると、非常に深い内容だったと思います。
(part5に続く)
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