Vol.520 ラーメン大作戦 [韓国の食]
ここ数年、韓国は物価がどんどん高くなっていて、割安感というものがほとんど無くなってしまった。
ソウルだと東京辺りと大差なくなっていて、質の面を考えれば日本の方が遥かにお得感覚が強くなっている。
地下鉄やバスがまだ安いのは救われるにしても、昔より交通カード再チャージの頻度が高まったのはいうまでもないし、効率やらサービスを考えると日本のそれに及ばないから、相対的にこちらもかなりパフォーマンスが悪くなっている。
それではソウルに来て、何が節約できるだろうか?
元々、筆者は無駄な買い物を韓国ではしない主義だから、最も節約可能な項目と言えば【メシ代】ということになる。
以前書いたように、筆者は宿近所のマーケットで食材をまとめ買いし、それを毎日調理することで、交際費だとか交通費なんかに回せるお金をW1でも捻出するように努力している。
今回は、よりケチるべく、食事の基本を袋麺(袋入りインスタントラーメン)で攻めて見ることにした。
なぜなら、カップ麺よりもコストの面で優れているし、ゴミも少なくて済むからだ。
ただ、今の韓国、袋麺も決して安くなく、セット買いしても日本で買うのとあまり変わらなかったりする。
その上、不味い製品が多い(辛ラーメンなんてその代表だろう)ので、大して節約のメリットが感じられなかったりはするのだけど、炭水化物と水分を同時に摂取できるので、忙しい朝は結構合理的で重宝したりする。
ただし、塩分や脂分を考えると明らかに体に悪いので、袋麺は一日一食とし、そこにおなじみのチョンガクキムチを付け加え、後はバナナで栄養を補う献立を一週間通して見た。
【調理方法】
宿で袋麺、といっても調理方法は至って簡単だ。
日本のダイソーで買い求めた電子レンジ用ラーメン調理器を使うだけである(ちなみに韓国のダイソーに置いてあるかどうかは未確認)。
筆者は日頃、この手の料理を食さないので、「本当にこれでラーメンが出来るのかよ」と半信半疑だったが、仕上がりは全く問題なく、韓国製袋麺の場合は、よほどこの調理器で作った方がいいのでは?と思ったくらいである。
韓国の袋麺はある程度、グダグダに煮込むことを想定しているようなので、調理時間を1~2分長めにしてやることで、程よい仕上がりとなる。
ちなみに、キムチも一緒に煮込んでしまった方が味が馴染んで美味しいと思う。
使うキムチも、やはりチョンガクキムチが一番合う。
ペチュキムチなどの葉モノ系は酸味が強くて、ラーメンの味が負けがちになる。
まあ、個人の好みではあるが…
【食べた袋麺について】
今の韓国、国内向け袋麺も独自に発達を続けていて、機能性を持たせたり、高級志向の製品が増えている。
その中でもスーパーで普通に入手出来、日本であまり紹介されていないものを中心に幾つか選んでみた。
今回食べた中だと、の「꽃게짬뽕(풀무원)」と「맛있는 라면(삼양식품)」がおすすめだ。
「통영굴짬뽕」も悪くないが、「꽃게짬뽕」よりちょっと風味が落ちる。
もっと、牡蠣臭くてもいいと思うのだが…
これらの製品はスープ、麺、かやくともワンランク上の味で、偏見を抜きに、日本でもそれなりの評価を受けそうな味の袋麺だ。
まさか、自分が韓国製袋麺を美味しいと思うなんて、驚いたくらいである。
結論から言えば、大人ならこの献立一日一食程度で十分な量だ。
逆に小食になるので、連日、屋台料理やカルビ、サムギョプサル、サムゲタンなどを食い歩き、韓国製の焼酎やマッコルリを多量に飲むよりも、遥かに健康的で快適な生活が送れるのでは?(もちろん、韓国で暮らす場合はちゃんとした食事を摂りましょう)
ソウルだと東京辺りと大差なくなっていて、質の面を考えれば日本の方が遥かにお得感覚が強くなっている。
地下鉄やバスがまだ安いのは救われるにしても、昔より交通カード再チャージの頻度が高まったのはいうまでもないし、効率やらサービスを考えると日本のそれに及ばないから、相対的にこちらもかなりパフォーマンスが悪くなっている。
それではソウルに来て、何が節約できるだろうか?
元々、筆者は無駄な買い物を韓国ではしない主義だから、最も節約可能な項目と言えば【メシ代】ということになる。
以前書いたように、筆者は宿近所のマーケットで食材をまとめ買いし、それを毎日調理することで、交際費だとか交通費なんかに回せるお金をW1でも捻出するように努力している。
今回は、よりケチるべく、食事の基本を袋麺(袋入りインスタントラーメン)で攻めて見ることにした。
なぜなら、カップ麺よりもコストの面で優れているし、ゴミも少なくて済むからだ。
ただ、今の韓国、袋麺も決して安くなく、セット買いしても日本で買うのとあまり変わらなかったりする。
その上、不味い製品が多い(辛ラーメンなんてその代表だろう)ので、大して節約のメリットが感じられなかったりはするのだけど、炭水化物と水分を同時に摂取できるので、忙しい朝は結構合理的で重宝したりする。
ただし、塩分や脂分を考えると明らかに体に悪いので、袋麺は一日一食とし、そこにおなじみのチョンガクキムチを付け加え、後はバナナで栄養を補う献立を一週間通して見た。
【調理方法】
宿で袋麺、といっても調理方法は至って簡単だ。
日本のダイソーで買い求めた電子レンジ用ラーメン調理器を使うだけである(ちなみに韓国のダイソーに置いてあるかどうかは未確認)。
調理器…
筆者は日頃、この手の料理を食さないので、「本当にこれでラーメンが出来るのかよ」と半信半疑だったが、仕上がりは全く問題なく、韓国製袋麺の場合は、よほどこの調理器で作った方がいいのでは?と思ったくらいである。
韓国の袋麺はある程度、グダグダに煮込むことを想定しているようなので、調理時間を1~2分長めにしてやることで、程よい仕上がりとなる。
見た目はキモワルでも味はいいです…
ちなみに、キムチも一緒に煮込んでしまった方が味が馴染んで美味しいと思う。
使うキムチも、やはりチョンガクキムチが一番合う。
ペチュキムチなどの葉モノ系は酸味が強くて、ラーメンの味が負けがちになる。
まあ、個人の好みではあるが…
【食べた袋麺について】
今の韓国、国内向け袋麺も独自に発達を続けていて、機能性を持たせたり、高級志向の製品が増えている。
その中でもスーパーで普通に入手出来、日本であまり紹介されていないものを中心に幾つか選んでみた。
今回食べた中だと、の「꽃게짬뽕(풀무원)」と「맛있는 라면(삼양식품)」がおすすめだ。
「통영굴짬뽕」も悪くないが、「꽃게짬뽕」よりちょっと風味が落ちる。
もっと、牡蠣臭くてもいいと思うのだが…
これらの製品はスープ、麺、かやくともワンランク上の味で、偏見を抜きに、日本でもそれなりの評価を受けそうな味の袋麺だ。
まさか、自分が韓国製袋麺を美味しいと思うなんて、驚いたくらいである。
結論から言えば、大人ならこの献立一日一食程度で十分な量だ。
逆に小食になるので、連日、屋台料理やカルビ、サムギョプサル、サムゲタンなどを食い歩き、韓国製の焼酎やマッコルリを多量に飲むよりも、遥かに健康的で快適な生活が送れるのでは?(もちろん、韓国で暮らす場合はちゃんとした食事を摂りましょう)
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