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Vol.183 アブサントの味④ [韓国と関係ない話]

 昨年から日本に輸入が開始されると噂のあったスイス製アブサント、アルテミジア アブサント(ARTEMISIA ABSINTHE)が今年の二月、遂に店頭に並んだ。

 ALC72%のカプリシューズ(CAPRICIEUSE)を購入するが、かなりお高い。

 スイスは、蒸留酒が異常に高い。
 輸入品であることを差し引いても、かなりの値段だ。

 ま、それはいいとしてさっそく開けてみる。
 店頭のPOPでは「専門家大感激!」とかで、賞賛の嵐。
 でも、実際はどうだろう?

 一口目の感想。
 「アルコール度数の割にはスムーズで柔らかい…」

 二口目の感想。
 「アニスとオレンジピールの味がちょっと強い…」

 三口目の感想。
 「香り、味とも上品だが、なんか面白みがない味だな…」

 試しに加水してみる。
 みるみる白濁した。
 ということは、やはりアニス成分がかなり含まれている、ということか…
 
 この白く濁るのが好き!という人も多いのだけど、私は逆。
 どうも、ラクとかウゾとか、くそまずいペルノーだとかを連想し、安っぽくて好きではない。

 結論として、たまに飲んでもいいけれど、血眼になって探すほどの味ではない、と思った。
 比較的入手が容易なヴェルサント・ラ・ブランシェ(Versinthe La Blanche )とあんまり格差がないような気がする。

 もちろん、お酒としてはARTEMISIAの方が上であることは飲んでいてわかるのだが、極端な差、というものがどうしても感じられないし、コストパフォーマンスの点でも、ヴェルサントは約半分の価格だ。

 けっして悪い酒ではないが、ちょっとガックリ、というのが正直な感想だった…
………………………………………………………………………………………………
(さるすべり流アルテミジア アブサント カプリシューズの飲み方)

カプリシューズ10に対して2~3の割合で軟水を加水。ギリギリ白濁しないようにするのが美味しく飲むコツ。


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