Vol.173 チョ・ウンジ(조 운지)アクエリアスの女 [韓国俳優]
女優、チョ・ウンジ(조 운지)。
彼女は韓国のドラマに何本も出ているので、顔を見ればご存知の方は多いだろう。
名前は知らなくとも、ちょっと変わった顔立ちなのですぐわかると思う。
彼女のことを映画「フーアーユー」で初めて観てから、ちょっとだけ注目し続けている。
なぜなら、韓国ではあまり見かけない雰囲気の女優だったからだ。
「あまり見かけないタイプ」ということは、「韓国女性のイメージに沿っていない」ということで、キャスティング的に不利だとは思うが、彼女はデビュー以来、コンスタントに映画、テレビと活躍を続けている。
主演の映画もあるが、もっぱらバイプレーヤー専門だ。
最近だと「妻の恋人に会う」と「我が人生、最高の瞬間」が記憶に残る。
お水のオネエ系から普通のOL、アジュマが入ったおば系まで、役柄の守備範囲は結構広いが、毎カットの演技にエナジーを注ぐタイプなので、ちょっと芝居はクサいかもしれない。
でも、これは演出する側に依存する問題だろう。
また、脱ぐべき時はきちんと脱ぐ女優だ。
彼女がなぜ印象的なのかを、ひねくれた斜めの角度から考えてみる。
そして思い当たったのが、彼女の生まれが、2月10日生れのみずがめ座(=アクエリアス)である、ということであった。
もちろん、この韓国側公式生年月日はどこまで信用できるかわからないので、ホントは違うのかもしれないが、たとえそうであっても、チョ・ウンジは韓国女優の中で珍しい「気のエレメント」を漂わせる女優であることには変わりない。
イ・ヨンエ(이 영애>1/31生)やチョン・ドヨン(전 도연>2/11生)も太陽宮がアクエリアスだが、彼女らもまた、他の韓国人女優にはあまり見られない独特の雰囲気が共通して漂っている。
不思議なことに、韓国人俳優の生年月日を調べると、地のエレメント(おうし座、おとめ座、やぎ座)か水のエレメント(うお座、かに座、さそり座)に属する人が非常に目に付く。
そして気のエレメンツ(みずがめ座、ふたご座、てんびん座)が割と少ない。
日本の場合、気や火(おひつじ座、しし座、いて座)のエレメントに属する生まれの人が多いのだけど、韓国では、何か呪詛的バースコントロールでもしているのだろうか?
しかし、現代韓国で一番必要なのは、柔軟で聡明、機転の利く「気のエレメント」の持ち主かもしれない。
おそらくは今後とも、チョ・ウンジや、イ・ヨンエのように、「気のエレメント」の俳優たちが活躍する機会はもっと増えるのではないだろうか?
※ちなみに「뜨거운것이 좋아」に出ている조 운지は同姓同名の別人。
でも、結構可愛いかも(^^)
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