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Vol.288 搭乗手続き自動化は大パニック! [韓国映画]

 仁川空港でも、搭乗手続きの自動化が始まって、しばらく経つ。
 だけど、みんなあんまり積極的に使おうとしないのは、やっぱり、その利便点をアピール出来ていないからだろう。
 それに、なんだか、いつも機械の前で揉めていて、面倒くさそうだ。

 実際、この自動搭乗手続き機は使い方のコツを覚えてしまえば、簡単に発券できるんだけど、一期一会の人にとって、敷居が高いことは否めないし、荷物積み込みが別手続きなので、やっぱり効率の面で、イマイチといわざるをえないところがある。

 この手の機械の欠点は、やはり多機能過ぎる、ということだろう。
 多言語対応になっていて、発券方法も幾つか選択できるが、どれが一番簡単で分かり易いか、そんなことは一言も説明がない。
 パスポートかざしてオシマイ、ぐらいに使い方をまとめないと、いつまで経っても、効率化は進みそうにない。

 また、設置された機械全て手続きが出来るかといえばそうでもなく、利用するカウンターから離れたモノは、基本的に対応していないらしい。

 この機械を使って、混乱を起こしている様子を観察していて、幾つか気が付いた点がある。

 まず、いっぺんに複数の処理が出来ないから、代表者が何冊ものパスポートを処理しようとすると、逆に能率が悪くなること。
 でも、ツアー旅行だとそうせざるをおえない歯がゆさは、ある。

 次に、誰かが手助けしてくれることを期待して、積極的に利用方法を解明しようとしない日本人客が多い、ということ。
 しかし、これまたツアー客が多いから、受け身になってしまうのは、仕方ないのかな。

 機械自体はちゃんと日本語で操作できるようになっていて(多言語対応は街角のステンレスな公衆電話時代からの、韓国のよき伝統かもしれない)、落ち着いて考えれば、なにもパニくる必要はないんだけど、どういう訳か仁川空港では、ささいな我儘が通用しないことに怒り、ヒステリーを起こして騒ぐ日本人を時折、見かける。
 これじゃ、ガイドの方々も大変だ。

 手続きが無事に済んでも、難関は続く。

 なにせ、専用の貨物カウンターが一つしかないので、自動搭乗手続きを行うことを空港側が奨励すればするほど、混雑することになってしまう。

 他の荷物専用カウンターに持っていっても、受け付けてくれるはずなんだけど、それをあえていわないのは、航空会社の事情もあるんだろう(その事情もコロコロ変わるから、何が一番いいのか、わかりませーん)。

 だから、混む時間帯の路線は、早めに空港にいって、とっとと手続きを済ませるのが、やっぱり王道なのであった。

※いつも大混乱している訳ではありません。


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