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Vol.398 なにゆえ韓国のカップラーメンなど…と思いつつ Part4 [韓国の食]

 韓国のカップラーメンは、とにかく胃にもたれる。
 だから、立て続けに食べるのがシンドい。

 その原因の一つとして、麺が「重い」ことにある。
 日本の即席麺が、ノンフライなどの手法を使って、より生麺に近いものを目指してきたとすれば、韓国の即席麺は真逆の方向で発展して来たように思える。

 今回紹介する製品は、独自ブランドを付加することで他の製品との差別化を図り、更に内容もワンランク上を目指したと思われる点において、韓国製カップラーメンにおけるニューウェーブといえそうなものだが、実際の美味しい、不味いと関係ないことは言うまでもない。
자창컵 공화춘(チャジャンカップ 共和春)
(わざわざ食べる価値度…興味があればOK)

CYAJYAN.jpg

 韓国大手コンビニチェーン「GS25」で展開している独自ブランド「共和春」シリーズの一つ。
 私が記憶する限りでは5,6年前に登場した製品だ。
 コンビニチェーンの独自ブランドとして展開する製品は、おそらくこのシリーズが初めてではないだろうか。

(味)
 生チャジャン付、その中にジャガイモ片が入ってるという、贅沢な仕様で、韓国のカップ麺としては具が最も多い製品の一つ。
 日本のカップ焼きそばと同じ原理で、湯切りした後の麺は多孔質でポワポワだ。
 生チャジャンはそれなりの味だが、これだけご飯にかけたり、日本の生麺に単体でかけて食べるのはきついレベルの完成度(=不味い)、肉はほとんど入っていない。
 表示カロリーが580calとなっており、かなり油分が含まれていると思われるが、それなりの満腹感はある。

(入手先)
 GS25各店舗か、GSの通信販売で入手可能だが、わざわざ日本に持って来てまで食べるようなものではない。
놀부 부대찌개 라면(ノルブ プデチゲ ラーメン)
(わざわざ食べる価値度…興味があればOK)

PUDE.jpg

 韓国ではお馴染みの놀부 レーベルの製品。
 「プデチゲ」を再現しているところがミソで、今までありそうでなかったタイプの製品だ。

(味)
本物の 「プデチゲ」には程遠く、その実体は、やけに薄味の、標準的な韓国製インスタントラーメンに過ぎない。
 具は、しょぼいソーセージ片が入っているだけである。
 それを食べてやっと「プデチゲかな??」程度の味だ。
 やっぱり「プデチゲ」は、SPAMが入っていないと格好がつかない。
 「プデチゲ」は現代韓国を代表するジャンクフードであり、あの独特の塩っぱさや臭さ、不健康さ、ゴテゴテ感覚を再現しないと、看板に偽りあり、と言われても仕方ない。

(入手先)
 一般的なコンビニで入手可能。
 大型マートでも置いていると思う。
 どれも、わざわざ無理に食べるようなシロモノではない。
 お金が無い時は、大衆食堂でテンジャンチゲでも食べましょう。
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