SSブログ

Vol.441 なにゆえ韓国のカップラーメンなど…と思いつつ Part6 [韓国の食]

 「PALDO」こと韓国ヤクルト株式会社はちょっと地味目だが、インスタントラーメンの分野でも積極的に商品展開を行なっている企業だ(ちなみに本家、日本のヤクルトもインスタント麺は発売している)。

 最近では「꼬꼬면」のヒットが記憶に新しいが、筆者が思うに韓国企業ではインスタント麺に対して最も積極的に新しい改良を加えている会社ではないかと思う…とはいっても日本のメーカーに比べるべくもないが、麺については一番まともな開発が行われているメーカーではないか。

 ボッテリした食感と重さは韓国製インスタント麺以外の何物でもないけれど、少なくともいくつかの製品は細麺志向であり、従来の麺からもっと軽やかな食感を目指していると思う。

 スープも「唐辛子の粉に化学調味料を混ぜただけ」から抜けだそうとしているように思える。

 日本人から見ればなんていうことはないが、「꼬꼬면」の「辛いけど白いスープ」、「細くて生麺を目指した味」は、保守的で融通が効かないように見える韓国インスタントラーメンの味において実はイノベーション的試みだったのではないだろうか。
PALDO 남자(男子)왕컵
わざわざ食べる価値度…なし

最初は袋麺で販売されたがカップ麺版は意外と遅く、2012年くらいである。
当時品薄で入手できなかった思い出があるが、今は普通に並んでいる。
いかにも韓国らしい噴飯ものの商品名で、牛肉風味とスパイシー度強化が売りだが普通のインスタント麺である。
ただ、辛ラーメンよりは美味しい。

男子.jpg

(特徴)
ワン(왕)カップの名のごとく量がある。
ふわふわ卵が存在を主張し、かまぼこはやたらと弾力性がある。
麺は他の製品よりもきめが細かい。
スープは辛味が強く、旨味は少なめ、刺激が強いので飲まない方がいい。

PALDO 봉희 설렁탕컵
わざわざ食べる価値度…なし

一応新製品の部類に入る。

雪霜.jpg
(特徴)
韓国製インスタント麺定番のソルロンタン味だが、サッポロ一番塩ラーメンによく似た味だ。
これまたソルロンタン定番の青ネギ付だが、他のかやくは欠片もなし。
やや量が多目なくらいで、特に目新しさは感じず。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。