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Vol.465 非常事態発令?? [韓国映画]

 先日、ソウルのある劇場に行ったら平日の昼下がりにかかわらず、半分以上座席が埋まっていたので焦ってしまった。
 この映画館はメジャーな某観光地にあるが、ちょっと存在が忘れられたようなところがあっていつもガラガラだったので、こんなことは初めてである。

 同時に気になったのは、やたらと機動隊員らしき警察官がエレベーターに乗り込んで来ることだった。
 やがてフロアは背中に「POLICE」と書かれた制服姿で埋め尽くされる。
 「また事件?」と思ったが、それにしてはやけに人数が多い。
 だが劇場内に入るとその謎が解氷する。

 私が観た回は実質、警察の貸し切り状態になっていたのである。
 警察官といってもおそらくは「義警」と呼ばれる徴兵されたお年頃の若者たちばかりで、たぶん福利厚生として今回の場が提供されたんじゃないかと思う。

 上映された作品はアクション映画、警察官も活躍するが実際の彼らの現実とは程遠い内容だろう。
 だが、映画によっては兵役中の隊員たちへ鑑賞禁止令が出たりするお国柄だから、こんな作品しかセレクトできないのかもな、などと想像した。

 以前、こことは別の映画館で上映終了と共に私服、制服の警官が警察犬を引き連れて雪崩れ込んできたことがあった。
 幸い観客へ事情聴取は行われなかったが、イタズラの爆破予告でもあったのだろうか?

 それよりもだいぶ前の事だが、鍾路三街駅で非常線が張られ、事情聴取に引っ掛かったことがある。
 一度疑われると面倒なのは日本と同じ。
 当時はパスポートや運転免許を持ち歩かないことにしていたので、すぐ身分証明ができず一時はどうなるかと思った。

 仕方ないので知り合いの会社社長に電話を掛けて警官に身分を説明してもらい、事なきを得たが、日本人であることを証明できるものは結局パスポートだけであることを痛感する。

 韓国を旅行した日本人が上げているブログで「韓国のホテルで部屋にパスポートを置くのは危険だ」と書かれている記事を読んだことがあるが、やっぱり「準戦時下」国家なので常にパスポートを身につけておくのは当たり前のことかもしれない。

 それ以来、パスポートを必ず持ち歩くようにしているが、私の知人にもタバコのポイ捨てで似たような経験をした人がいた。
 どうやら尋問された時に韓国語やら日本語を下手に使うと逆効果だったりするらしい。

 でもそれって、日本人のふりをしてその場から逃げようとする韓国人の小ワルが想像以上に多いということなのかも??

警官33.jpg


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