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Vol.179 アブサントの味③ [韓国と関係ない話]

 まるで強力洗剤か、うがい薬のような色。

 ラベルには「ABSINTI」としか、書かれていない、見るからに怪しげな雰囲気。

 だが、艶やかで透明感溢れるガラス瓶に美しくシャープなラベル、そしてすっきりとした味わい。

 日本で流通しているチェコ製アブサントとして最も入手しやすいのが、この俗にいう「チェコ・アブサント」だ。

 アルコール度数は70度だが、値段はやけに安くて¥2000-程度。

 いたるところで「怪しい~」と評されるお酒であるが、私はけっこう、好きだ。

 味はとにかくすっきり、薬草酒らしき風味はまったく感じられず、ほのかに上品な甘みと、ベリー系の香りがたち上る。

 度数の割にはまろやかでストレートで飲める。

 そして酔い心地も上品だ。

 色はミント系だが、そういう味ではなく、アニス成分が入っていないためか、加水しても白濁しないが、私はこういうアブサント酒の方が好きだ。

 どこにもアブサントな風味は感じられないのだけど、聞いたところによるとツヨン濃度はけっこう強いという。

 だから飲んでも酩酊しないのかも。

 なんだか怪しくてよくわからない酒ではあるが、決して侮れない、イイ奴である。
………………………………………………………………………………………………

(さるすべり式チェコ・アブサント飲み方)

その1.)
チェコ・アブサント10に対して常温の軟水(深層水がお薦め)を3~4の割合で加水する。
薄めすぎてはダメ。

その2.)
日本製発泡酒(キリンの低カロリー系でないと不味い)10に対し、チェコ・アブサントを適当に入れる。

その3.)
ストレートで飲む。


チェコアブサント.jpg

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