Vol.186 ソ・テファ(서 태화)会ってみたら「いいオトコ」だった! [韓国俳優]
先日、知人のパーティーに呼ばれ、おもいがけない豪華メンバーに出会う。
その一人に、俳優ソ・テファ(서 태화)がいた。
名前だけ書くとわからないかもしれないが、「チング/友へ(친구)」で、監督自身のアイコンである、サンテク(상택)を演じた俳優だ。
最近だと「ケンカ(싸움)」でソル・ギョング(설경구)の友人役を好演している。
また、韓国のドラマ好きの方には『恋愛時代』で大学教授、チョン・ユンス先生を演じていた俳優、といえばすぐ分るだろう。
ちょっと個性的な顔立ちで、韓国よりも日本での方が、よく見かけるタイプかもしれない。
「ケンカ」の時はかなり太っていたが、今はすっきりスマート、そのことを尋ねてみると、
「役作りのために12キロ、体重を増やしたんです」とのこと。
また、肌が白くて綺麗なので、そのことも尋ねてみるが、
「さっき、皮膚管理にいったからかな(^^)」
映画やTVで見る彼は、どちらかというと表情に乏しく、おとなしい印象だ。
しかし、実際話してみると、荒々しい攻撃的なエネルギーを感じさせる。
太陽宮を尋ねたら、「牡羊座です」
切れ長の目が、時折りカッと見開かれて目玉がクリクリと豊かに動き、白い肌に端正な顔立ちは、古代ローマの彫像を連想させた。
そう、映画や写真で観るよりも、はるかに「いいオトコ」なのだ。
どういうわけか、いつも独りで歌を口ずさむことを欠かさない。
それが不思議に感じたので、俳優になった経緯と理由を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。
「自分でもわからないのです」
もともと声楽家志望で、その勉強のために、ニューヨークに5年、イタリアに1年、留学していたという。
彼からすれば、プロの俳優になったのは、偶然、ということらしい。
アメリカでの生活がクァク・キョンテク監督との出会いを生み、やがて「玉水湯(억수탕)」で韓国映画デビュー、「チング/友へ」を経て確実にキャリアを積み、今にいたるわけだが、最初からギラギラの俳優志望ではなく、運命に導かれるようにして今のポジションを得たことは何か因縁を感じさせる。
クァク・キョンテク監督が自らのアイコンとして彼を選んだのは、異邦の地で生きて来た者同士の共通性を見出したからかもしれないが、それは神の見えざる手だったのかもしれない。
日本は、つい最近、初めて訪れたばかりだそうで、日本酒にも興味を持ち始めていると語る。
私はこの場に純米酒と吟醸酒の、二種類の日本酒を持ち込んで、みんなに飲んでもらったのだが、彼が選んだのは、ワイン好きらしく、スムーズな味わいの吟醸酒の方だった。
現在、KBSドラマ『세상 끝의 눈물』で刑事役を演じた後、5月には弘大の小劇場で舞台も控えている。
それを聞いて、舞台を観にプライベートで韓国を訪れてみようかな、と思った。
楽屋に一升瓶持っていきまっせ!
………………………………………………………………………………………………
(演劇情報)>公演は終了しました。
タイトル:“트릿 / Treats”
作:Christopher James Hampton
場所:홍대 산울림 소극장(地下鉄2号線「弘大入口駅」下車 弘大こだま小劇場)
期間:5/6~6/8まで(月曜日休演)
火~~金>7時30分、 土>3時, 7時30分の2回、 日>3時
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
(最新演劇情報)>公園は終了しました。
『嵐ヶ丘』(作 エミリー・ブロンテ)
☆公演期間:2008.9/19~10/31(ソ・テファ出演は10/12まで)
☆場所:『芸術の広場(庭先)/예술 마당』4館
ソウル市・大学路(地下鉄4号線「恵化駅」下車)
ソ・テファ氏があのヒースクリフを演じます!
………………………………………………………
●上演時間 約2時間
月曜→休館
火曜→PM12時~
水、木、金→PM8時~
土→PM3時、PM7時の2回公演
日→PM3時~
※10/3(金)は→PM3時、PM7時の2回公演
………………………………………………………
(예술 마당)
http://artmadang.co.kr/zbxe/
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その一人に、俳優ソ・テファ(서 태화)がいた。
名前だけ書くとわからないかもしれないが、「チング/友へ(친구)」で、監督自身のアイコンである、サンテク(상택)を演じた俳優だ。
最近だと「ケンカ(싸움)」でソル・ギョング(설경구)の友人役を好演している。
また、韓国のドラマ好きの方には『恋愛時代』で大学教授、チョン・ユンス先生を演じていた俳優、といえばすぐ分るだろう。
ちょっと個性的な顔立ちで、韓国よりも日本での方が、よく見かけるタイプかもしれない。
「ケンカ」の時はかなり太っていたが、今はすっきりスマート、そのことを尋ねてみると、
「役作りのために12キロ、体重を増やしたんです」とのこと。
また、肌が白くて綺麗なので、そのことも尋ねてみるが、
「さっき、皮膚管理にいったからかな(^^)」
映画やTVで見る彼は、どちらかというと表情に乏しく、おとなしい印象だ。
しかし、実際話してみると、荒々しい攻撃的なエネルギーを感じさせる。
太陽宮を尋ねたら、「牡羊座です」
切れ長の目が、時折りカッと見開かれて目玉がクリクリと豊かに動き、白い肌に端正な顔立ちは、古代ローマの彫像を連想させた。
そう、映画や写真で観るよりも、はるかに「いいオトコ」なのだ。
どういうわけか、いつも独りで歌を口ずさむことを欠かさない。
それが不思議に感じたので、俳優になった経緯と理由を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。
「自分でもわからないのです」
もともと声楽家志望で、その勉強のために、ニューヨークに5年、イタリアに1年、留学していたという。
彼からすれば、プロの俳優になったのは、偶然、ということらしい。
アメリカでの生活がクァク・キョンテク監督との出会いを生み、やがて「玉水湯(억수탕)」で韓国映画デビュー、「チング/友へ」を経て確実にキャリアを積み、今にいたるわけだが、最初からギラギラの俳優志望ではなく、運命に導かれるようにして今のポジションを得たことは何か因縁を感じさせる。
クァク・キョンテク監督が自らのアイコンとして彼を選んだのは、異邦の地で生きて来た者同士の共通性を見出したからかもしれないが、それは神の見えざる手だったのかもしれない。
日本は、つい最近、初めて訪れたばかりだそうで、日本酒にも興味を持ち始めていると語る。
私はこの場に純米酒と吟醸酒の、二種類の日本酒を持ち込んで、みんなに飲んでもらったのだが、彼が選んだのは、ワイン好きらしく、スムーズな味わいの吟醸酒の方だった。
現在、KBSドラマ『세상 끝의 눈물』で刑事役を演じた後、5月には弘大の小劇場で舞台も控えている。
それを聞いて、舞台を観にプライベートで韓国を訪れてみようかな、と思った。
楽屋に一升瓶持っていきまっせ!
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タイトル:“트릿 / Treats”
作:Christopher James Hampton
場所:홍대 산울림 소극장(地下鉄2号線「弘大入口駅」下車 弘大こだま小劇場)
期間:5/6~6/8まで(月曜日休演)
火~~金>7時30分、 土>3時, 7時30分の2回、 日>3時
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『嵐ヶ丘』(作 エミリー・ブロンテ)
☆公演期間:2008.9/19~10/31(ソ・テファ出演は10/12まで)
☆場所:『芸術の広場(庭先)/예술 마당』4館
ソウル市・大学路(地下鉄4号線「恵化駅」下車)
ソ・テファ氏があのヒースクリフを演じます!
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●上演時間 約2時間
月曜→休館
火曜→PM12時~
水、木、金→PM8時~
土→PM3時、PM7時の2回公演
日→PM3時~
※10/3(金)は→PM3時、PM7時の2回公演
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(예술 마당)
http://artmadang.co.kr/zbxe/
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タグ:韓国俳優
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