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Vol.189 アブサントの味⑤ [韓国と関係ない話]

 (お詫び)
 『チェコ・アブサント・ライム』と表記していましたが、『チェコ・アブサント・レモン』の間違いでした(TㅆT)。ごめんなさーい。
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 最近、円高ということで、日本のマスコミは大騒ぎ。
 でも、せっかくの機会だと思い、以前から気になっていたチェコ・アブサント(Czech Absinth)の新製品(といってもだいぶ前に発売されたものだが)、チェコ・アブサント・レモン(Czech Absinth Limet)を注文する。

 今回は特に問題も無く到着、さっそく封を切ってみる。
 アルコール度数は57%と、スタンダード版チェコ・アブサント(60%)より若干低めの設定だ。
 その分、レモン果汁が加味されているのかと思うのだが、味は意外にあまり変りない感じだ。
 かすかにレモンの香りと味を感じるものの、それよりもアブサントの風味の方がはるかに強くて、ほんの隠し味、といったところ。
 ただ、アルコール度数3%の違いか、心なしか、味は優しい感じがする。

 レモンのような柑橘系果実は、お酒の材料によく使われるものだが、実はけっこう個性が強くて、扱いが難しいのではないかと思う。
 ハードリカー系カクテルにはお馴染みではあるが、自分でいざやってみると、お酒の味を壊してしまうか、まったくレモンの風味が感じられないか、のどちらかで、配分が難しい気がする。

 このお酒の場合も、レモンの味は、相性がいまいちな気がした。
 もう少しレモン由来の味が強くてもいいのではないかとも思うが、それをやってしまうとアブサント酒としてのバランスを損なってしまうのかもしれない。

 このチェコ・アブサント・レモンを飲んでいて気になったのが、スタンダード版の魅力である蜂蜜の風味が感じられないことだ。
 そこら辺のレシピ配分はどうなっているのかわからないが、味自体はけっこう甘いので、レモン果汁が相殺している可能性もある。

 なお、このレモンとスタンダード版、どちらをお勧めするかといえば、間違いなく後者。
 残念ながら、このレモン、あえて飲むほどの個性はない、というのが正直な感想だった。

 なお、両者とも価格は同じ、直接E-SHOPで購入すると49EURもしくは$69、パックで買うとさらに安くなる。
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さるすべり式チェコ・アブサント・レモンの飲み方

●水割りは原酒1に対して常温の軟水を1~2程度。こうするとレモン風味と原酒の持ち味がよく出て来る。基本的には冷やさない方がいいと思う。

ちなみに、アブサントといえば、角砂糖を燃やして混ぜる方法がメジャーだが、おそらく、酒の質が悪かった頃の名残ではないか?

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