Vol.254 ドライでクールな彼女 チェ・ウンジュ(최은주) [韓国俳優]
チェ・ウンジュ(최은주)といえば、日本でどの程度知られているかわからないけど、韓国のTVや映画では既に中堅といっていい、顔をよく知られた若手女優のひとりだ。
決して主演を張るタイプの俳優ではないが、とにかくちょこまか色々なところに出ていて、<ちょっと可愛い、妹的な三枚目>といったイメージで、男じゃなくて、韓国のオバサン方に結構人気があるらしい。
映画だと『組織暴力の妻/花嫁はギャングスター(조폭마누라)』で演じた<オンニ、ぷるぷるぷる~>が有名だ。
どちらかといえばアイドルノリのルックスだけど、見た目とは異なる、職人肌の女優なんではないかと、前から、ちょっと注目していた。
なぜなら、堂々とお笑い役を演じることが出来るし、脱ぐ時はきちんと脱ぐ。
でも、ウケ狙いではなくて、必然性があった時に、ちゃんとやる、という、プロの姿勢をいつも演技に感じさせる。
童顔で小柄なので、若く見られるが、それなりのキャリアがあるので、要求されれば、もっと幅広い役を演じられるだろう。
演技自体は正直、固く、形式的で、自由自在に演じるとか、忘れがたい印象を残す個性だとかいうタイプの俳優では、決してない。
でも、それは周りが求めているから、という、職務への忠実な堅実さから来るものであって、幾つか彼女の役を見ていると、ホントは柔軟で器用な女優なのでは?と感じるのだ。
それは男優でいえば、脇役として注目され始めた頃のイ・ムンシク(이문식)なんかと共通する、よい意味でのクレバーさを持ち合わせた女優なのである。
以前、たまたま素の彼女と会う機会があったのだけど、映画で観るイメージとはかなり異なるキャラクター、キャピキャピで明るいキャラかと思いきや、えらくクールでドライな印象のヒトであった。
芸能人は、実際会ってみると映画やドラマとは全然違うキャラ、ということはよくあるんだけど、チェ・ウンジュもまたそうだった。
最近の出演作『甘いウソ(달콤한 거짓말)』では、どういう訳だか、宣伝関係の資料から彼女の名前が外されているようなんだけど、この作品は彼女が隠れた主役なんじゃないの?というくらいの大活躍。
いまさら高校生役もないだろうけど、その狙ったようなコミカルな三枚目が光っている。
彼女のような韓国の女優は、日本ではどうしても注目を浴びにくく、それは、今の日本のドラマや映画のスタイル、そして世間が韓国というイメージに要求するものとは確かにそぐわない、という一例かもしれないが、ワンパターンな役でも、そうでない役でも、サクサクと軽快にこなせる彼女の職人肌なところは、ちゃんと評価して注目すべきだろう。
そして、こういうタイプの若手女優は、案外、韓国では希少な存在なんじゃないかな、と思うのだった。
決して主演を張るタイプの俳優ではないが、とにかくちょこまか色々なところに出ていて、<ちょっと可愛い、妹的な三枚目>といったイメージで、男じゃなくて、韓国のオバサン方に結構人気があるらしい。
映画だと『組織暴力の妻/花嫁はギャングスター(조폭마누라)』で演じた<オンニ、ぷるぷるぷる~>が有名だ。
どちらかといえばアイドルノリのルックスだけど、見た目とは異なる、職人肌の女優なんではないかと、前から、ちょっと注目していた。
なぜなら、堂々とお笑い役を演じることが出来るし、脱ぐ時はきちんと脱ぐ。
でも、ウケ狙いではなくて、必然性があった時に、ちゃんとやる、という、プロの姿勢をいつも演技に感じさせる。
童顔で小柄なので、若く見られるが、それなりのキャリアがあるので、要求されれば、もっと幅広い役を演じられるだろう。
演技自体は正直、固く、形式的で、自由自在に演じるとか、忘れがたい印象を残す個性だとかいうタイプの俳優では、決してない。
でも、それは周りが求めているから、という、職務への忠実な堅実さから来るものであって、幾つか彼女の役を見ていると、ホントは柔軟で器用な女優なのでは?と感じるのだ。
それは男優でいえば、脇役として注目され始めた頃のイ・ムンシク(이문식)なんかと共通する、よい意味でのクレバーさを持ち合わせた女優なのである。
以前、たまたま素の彼女と会う機会があったのだけど、映画で観るイメージとはかなり異なるキャラクター、キャピキャピで明るいキャラかと思いきや、えらくクールでドライな印象のヒトであった。
芸能人は、実際会ってみると映画やドラマとは全然違うキャラ、ということはよくあるんだけど、チェ・ウンジュもまたそうだった。
最近の出演作『甘いウソ(달콤한 거짓말)』では、どういう訳だか、宣伝関係の資料から彼女の名前が外されているようなんだけど、この作品は彼女が隠れた主役なんじゃないの?というくらいの大活躍。
いまさら高校生役もないだろうけど、その狙ったようなコミカルな三枚目が光っている。
彼女のような韓国の女優は、日本ではどうしても注目を浴びにくく、それは、今の日本のドラマや映画のスタイル、そして世間が韓国というイメージに要求するものとは確かにそぐわない、という一例かもしれないが、ワンパターンな役でも、そうでない役でも、サクサクと軽快にこなせる彼女の職人肌なところは、ちゃんと評価して注目すべきだろう。
そして、こういうタイプの若手女優は、案外、韓国では希少な存在なんじゃないかな、と思うのだった。
チェ・ウンジュ本人の写真は、各自でお探しください(^^!)
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